ラビリンスワールド 第6章 (最終回)  L602

ショウは楽しんでガーデニングを行い、1年後には交配で珍しい色の花をつくったり、栽培が難しいハーブの栽培ができるようになったりして、ガーデニングを極めていた。そんなある日、いつものカフェは飽きたので、気分転換にラビリンスワールドに来た時に説明を聞いた受付の近くに置いてある椅子に座ってくつろいでいた。そうするといつものようにカプセルホテルの清掃員の女性が

「カプセルホテルの清掃が終わりましたので、ご使用できます」とわたしに言ってきたので、

「ありがとうございました」とお礼をいった。

その後、その女性はカプセルホテルの通用口に入っていった。その時ふっと疑問が湧いてきた。あれ、今の女性はカプセルホテルの清掃が終わったと言っていたのにカプセルホテルの通用口に入っていったぞ。なんかおかしいぞ。そう思って、清掃員が入っていったカプセルホテルの通用口に入ってみた。通用口のドアを入るとまっすぐな廊下が続いていてそのまままっすぐ歩いていくと突き当りに出口と書いたドアがあった。ドアの周りを見回しても電子錠はなく、すぐに扉が開いた。ショウは何の迷いもなく、そのドアから外にでていった。

その日以来、ラビリンスワールドでショウの姿を見た人はいなかった。