地球連邦国大統領(対策の予想効果6)P306

【犯罪について】

窃盗、強盗、傷害、暴行、脅迫など

 窃盗、強盗、傷害、暴行、脅迫などの犯罪について日本では戦後増え続けてきた件数は平成15年以降減少傾向にあります。これはよい傾向だと思います。しかし、減っているとはいえまだこれらの犯罪は起こっています。それではなぜこれらの犯罪はなくならないのでしょうか。これらの犯罪は個人の欲望を満たすために行われることが多いような気がします。この場合の解決方法は何度も言いますが、すべては一体だと思えず個人はバラバラだと考えていることが根底にあると思います。身体の例えのように個人は一体だと考えられるとこのような犯罪は起こるはずがありません。すべては一体だと思えるようにどうすればよいのでしょうか。その方法の一つとして提案したい方法があります。

 その方法とは一人でも多くの人がすべては一体であるという考えを実践するという方法です。わたしは犯罪者ではないので、それを実践しても意味がないのではないか。犯罪者か、犯罪をしそうな人がやってこそ意味があるのではないかと思われるかもしれません。しかし、思い出してみてください。これは「すべては一体」だという考えからきています。つまり、わたしも、あたなも、犯罪者も、犯罪者でなくても、全人類は一体だと考えるということです。すなわち、あなたやわたしがそう考えれば、そう考える人たちが増えていき、そう考えた人たちは犯罪を犯す可能性が低くなるでしょう。その結果、犯罪発生数は減っていくのではないでしょうか。わたしの思い過ごしかもしれませんが、すでにこの考えは少しずつ実践されているのではないかと思います。平成15年以降犯罪発生件数が減っているのは、自分がやりたいことを達成するために他人に危害を加えることでは達成できないと心のどこかで感じているのではないでしょうか。その考えが少なくとも日本の中に広がってきているので犯罪の発生件数が減少しているように思えます。減っているのであればこのままで変える必要はないのではないかと思われるかもしれませんが、意識していないといつまた元の考えに戻るかもしれませんし、意識して行うことで効果を速めることができるのではないかと考えています。ですので、地球連邦国の理念であるすべては一体という考えはここでも人類の目的達成に役に立つと信じています。