タクシードライバーの話210904

2021年9月11日

 先日タクシーに乗った時のことでした。タクシー運転手が「最近の若者は何を考えているのかよくわからん。この前もフードデリバリーの若者が片側2車線の大通りの真ん中を自転車で走っていた。」と言っていました。

とても危なかったのでタクシー運転手が「そんなところを自転車で走っていたら死ぬぞ」と注意したそうです。

そしたらその答えは「それがどうした」だったそうです。

その回答はとても見ている範囲が狭く、将来を想像する力が乏しいのではないかと思いました。

しかし、その後私はこの若者も我々も大した違いはないのではないかと思いました。

その理由は、もし神様が次のような質問をしたら我々はどう答えるでしょう。

「地球温暖化の影響で毎年のように台風、洪水、山火事などによって何人も死んでいるのに、あなたたちは石化原料を大量に使い続けている。このまま今のように使い続けると死にますよ」

恐らくその答えはフードデリバリーの若者と同じ「それがどうした」ではないでしょうか。