目に見えない世界の存在(その2)W002

2020年12月27日

 前回のブログでお伝えしたように、亡くなった方の体は無くなっていても魂は生きていると考えられるようになると気分的にも癒される方がいるかもしれません。亡くなった最愛の人はあちらの世界では生きています。ただ、こちらの世界とコミュニケーションが取れていないだけだということになります。我々一般人はコミュニケーションの手段はありませんが、亡くなった人のことをふと感じたり、においがしたりすることがあると聞いたことがあります。

 私自身の経験を書かせていただきますと、仲の良い友人が20才の時に亡くなりました。ここではH君と呼ぶことにします。H君の友人は私を含め地方の大学に進学している人が多く、なかなかみんなでまとまってお墓参りをすることができませんでした。友人みんなが集まる正月にH君のお墓参りに友達4,5人で行った時のことでした。線香にライターで火をつけているとありえないくらいの勢いで線香に火がつき、振っても、息を吹きかけてもなかなか火が消えませんでした。その時、集まった友人全員がH君の仕業だと感じたのでした。ただの偶然かもしれませんが、そこにいた全員が確信していました。私はH君がみんなで墓参りに来たことに対する感謝の気持ちを表したのだと思っています。

 このように、亡くなった方がこの世の人に何か伝えたいことがあればなにがしかの手段を使って伝えてきていると考えています。それを、ただの偶然と見過ごすのか、先だった方からのメッセージだと受け止めるかで気持ちも変わってくるのではないでしょうか。私は、H君の魂はあの世では生きていると信じています。